第8歩 株式会社設立の費用を簡単にざっくりと。

第5歩の記事にあるように、
合同会社と株式会社の違いは

・みんなが同じ立場で会社を作るか
・出資者に支えてもらって代表者が作るか

でした。

株式会社は、個人企業よりも社会的信用が大きく
大きな組織との取引に向いています。

ただ、それなりに費用がかかると説明しましたよね。

株式会社設立のときにかかる費用の内訳は以下の通りです。

公証人手数料 5万円
定款の謄本手数料 2千円程度(1ページ250円)
定款に貼る収入印紙代 4万円
登録免許税 15万円

合計 約24万2千円です。


定款の読みは”ていかん”
→個々の私法人の組織・活動について定めた根本規則 の意。
謄本の読みは”とうほん”
→原本の内容を全て書き写した文書 の意。


電子定款にしてしまえば、収入印紙代はかからす節約できます!

24万円、
4年生大学卒の私の初任給の手取りよりも
もうすこし高い金額です。
月に2万円貯めれば1年間で貯まる金額と考えると、
そこまで高いハードルでもなくなるような気もします。


株式会社設立の費用に関しては分かったと思いますが、
この手続きをどのようにすればいいの?という人も多いと思います。

起業するのが初めてという人には馴染みがなく、ひとつの壁ですよね。

次回 第9歩では、
株式会社設立の手続きについて書いていきます。

先に言っておくと、
株式会社設立の手続き代行などがあるので、
急いで設立したい人や、面倒なことは苦手な人
お金がたっぷりある人は
それを利用してもいいと思います。